見習いたい!エコの国、ドイツの3R事情

徹底したゴミの分別とリサイクル

うららかな春の公園。
入園前とおぼしき女の子とお母さんが、ベンチでドーナツを食べています。
食べ終えたドーナツの袋を捨てにきた女の子は、迷うことなく、紙の袋からセロファンを外し、それぞれゴミ箱に入れていました。
このように、ドイツでは、子どもは幼いうちから、ゴミの分別とリサイクル意識をしっかりたたきこまれています。
各家庭には、紙、プラスチック、残菜などの生ゴミ、ペットボトルとアルミ缶、ジャムやワインの瓶など用途に応じたゴミ容器がいくつも並んでいます。
子どもも大人も、ゴミをしっかり分別して捨てるのです。
分別されたゴミは、可能な限りリサイクルされます。
ドイツのリサイクル率は、65%。
アメリカは35%、日本は19%なので、ドイツのリサイクル率は、世界の中でも群を抜いています。
ドイツは資源に乏しいだけでなく、反原発を掲げているので、徹底したリサイクルライフが国民の間に浸透しているのです。

リユースとリデュースでエコライフ

ドイツでは、リサイクルだけでなく、リユースやリデュースも非常に盛んです。
「私たちはケチだから」とドイツ人は言いますが、「ケチ」というより、エコ意識が高いと言ったほうがよさそうです。
生ゴミの量を最小限にするために、素材を徹底的に使って調理し、余りものが出ないような分量を作るのが、ドイツの主婦の腕の見せどころと言われてきました。
日本と同様、粗大ゴミ回収の日がありますが、家の前に出しておいた不用品は、数時間でほとんどなくなっています。
つまり、それを必要とする人が持って帰るのです。
街角には、不要になった衣類や靴を入れるボックスがあり、必要な人が、必要なものを、そのボックスから持ち帰ることができるようになっています。
また、プラスチックの包装材やトレーを使わず、食材を量り売りで買い、紙に包んでくれる店が非常に増えています。
このような小さな取り組みこそが、地球温暖化対策に有効なのです。


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